旅先で水が飲みにくい人のための、やさしい水分の取り方

ハワイ滞在中に、無理なく体を潤すために
先で水が飲みにくくなる理由
旅に出ると、なぜか水が飲みにくくなる。
そんな感覚を覚えたことはないでしょうか。
普段の生活では特に意識せずに水を飲めているのに、海外に来ると味が気になったり、冷たさが強く感じられたり、気づけばコーヒーやジュースばかりを手に取ってしまう。旅先で水が進まなくなるのは、決して珍しいことではありません。
それは意思の問題でも、健康意識の問題でもありません。
旅先では、気候や湿度、移動による疲労、時差、食事の内容、売られている水の種類など、さまざまな要素が一度に変わります。体はその変化を敏感に受け取り、いつもとは違う反応を示します。水が飲みにくくなるのは、体が環境の変化に戸惑っているサインとも言えるでしょう。
無理に飲まなければと思うほど、体はかえって緊張してしまいます。まずは、水にも違いがあり、旅先では自分に合うものを選んでよい、という視点を持つことが大切です。
水にも種類があるということ
一口に水と言っても、その性質はさまざまです。
日本で暮らしているとあまり意識することはありませんが、海外では水の硬さやミネラル量、製造方法によって、飲み心地に違いが出やすくなります。
一般的に、ミネラルが多い水はしっかりとした味わいがあり、飲み慣れていないと重く感じることがあります。一方で、精製水や比較的ミネラルの少ない水は、クセが少なく、口当たりが軽いと感じる人が多い傾向があります。
どちらが良い悪いという話ではありません。
旅の途中では、体が受け取りやすいかどうかを基準に選ぶことが、結果的に無理のない水分補給につながります。
ハワイでよく見かける、飲みやすい水の選択肢
ハワイで旅行者が最もよく目にする水のひとつが、Aquafina(アクアフィーナ) や DASANI(ダサニ) です。
これらは「精製水」と呼ばれるカテゴリーに入り、原水を高度にろ過・処理したうえでボトリングされています。ハワイで販売されているものは、ハワイで採水されている天然水とは異なり、主にアメリカ本土で製造・供給された製品が流通しています。
ミネラル感が控えめでクセが少なく、初めての土地でも飲みやすいと感じる人が多い水です。ABCストア、空港、ホテル内ショップなどで手に入りやすい点も特徴です。
同じく、海外からの輸入水として見かけるのが Evian(エビアン) や FIJI WATER(フィジーウォーター) です。
Evian はフランス・アルプスの天然水で、まろやかな口当たりが特徴です。
FIJI WATER はフィジー諸島の天然水で、シリカを含む独特のミネラルバランスを持ち、飲みごたえを感じる人もいます。
これらの水は、旅の初日や長時間の移動が続いたタイミングなど、体がまだ環境に慣れていない時期に、比較的選びやすい選択肢と言えるでしょう。
ハワイ産の天然水を選ぶという楽しみ
滞在に少し慣れてきた頃には、ハワイ産の天然水を試してみるのもひとつの楽しみです。
ハワイには複数のローカルウォーターブランドがあり、それぞれ水源やろ過方法に違いがあります。
代表的なものとしては、
Hawaiian Springs Water
Waiākea Hawaiian Volcanic Water
Menehune Water
Aloha Wai Hawaiian Water
Blue Hawaii Water
などがあります。
火山の地層を通ってろ過された水、深層地下水を水源とする水など、背景はさまざまですが、ハワイという土地の水を体で感じる体験として選ばれることもあります。
環境を意識した、アルミ容器の水
最近のハワイでは、環境への意識の高まりとともに、プラスチック以外の素材を使ったボトルウォーターやスパークリングウォーターも見かけるようになりました。
そのひとつが、アルミ容器に入った水です。
CanO Water は、アルミ缶に入った精製水で、クセが少なく軽い飲み口が特徴です。Whole Foods Market やナチュラル系ショップなどで取り扱われることがあります。
また、ハワイ発の Harders Sparkling Water は、アルミ缶入りのスパークリングウォーターとして展開されています。炭酸の刺激があるため水分補給としては好みが分かれますが、食事中や気分転換として選ばれることもあります。
近年では、Waiākea などを中心に、リフィル可能なアルミボトルのラインも見られるようになっています。
使い捨てを避けたい方や、環境への配慮を意識する旅行者にとって、こうした選択肢は無理のない取り入れ方のひとつと言えるでしょう。
プラスチックを避けたい、環境への負担を少しでも減らしたい。
そうした意識も、旅のスタイルの一部になりつつあります。
水だけにこだわらなくていい
水分補給は、水だけで完結させる必要はありません。
スープ、ハーブティー、果物、野菜、こうした食事に含まれる水分も、体を潤す大切な要素です。
無理に大量の水を飲もうとするよりも、体が受け取りやすい形で少しずつ補うほうが、旅の間は楽に感じられることもあります。冷やしすぎない、こまめに飲む、一度にたくさん飲まない。それだけでも、体への負担は変わってきます。
潤うことで、感覚が戻ってくる
体がゆっくりと潤ってくると、呼吸が深くなり、感覚が少しずつ戻ってくることがあります。それは、スパで体をゆるめる感覚ともよく似ています。
マンダラスパは、整ってから来ていただく場所ではありません。
旅の途中で、少し立ち止まり、体をいたわるきっかけとして訪れていただく場所です。水を選ぶことも、施術を受けることも、どちらも自分の体の声に耳を傾ける行為のひとつ。
旅先では、完璧な体調管理を目指す必要はありません。
その時の自分に合った水を選び、無理をしないこと。
それだけで、ハワイで過ごす時間は、よりやさしいものになるかもしれません。
これらの水は、旅の初日や長時間の移動が続いたタイミングなど、体がまだ環境に慣れていない時期に選びやすい選択肢と言えるでしょう。
