眠れない夜、無理に眠ろうとしなくてもいい?

眠りを急がず、心と身体を休ませる夜の過ごし方
夏の暑い夜など、なかなか眠れない時もありますが、特に理由もないのに目が冴えてしまう夜もあります。
身体は疲れているのに、なかなか寝つけない。明日は早いからそろそろ休まなければと思うほど、かえって気になってしまい、時計を見るたびに焦りが増していくこともあります。
そんな時は、何とか眠ろうと頑張るより、今夜は静かに身体を休ませようと考えてみてもよいかもしれません。
自分では一晩中意識があって、ほとんど寝つけなかったように感じていても、翌朝になってみると思っていたほど疲れが残っておらず、そのまま一日を過ごせることもあります。
もちろん、横になって休むことが睡眠そのものと同じというわけではありません。それでも、静かに身体を休ませていた時間まで、すべて無駄だったと考える必要はないでしょう。
早く寝なければ、という考えから少し離れることが、かえって心と身体を楽にしてくれることがあります。
時間を気にしすぎない
夜中に目が覚めたり、なかなか寝つけなかったりすると、つい時計を確認したくなります。
午前1時なら、まだ大丈夫。午前2時になると、あと何時間しかない。午前3時になると、明日は大丈夫だろうか。
このように残り時間を計算し始めると、本来は身体を休ませる時間だったはずが、だんだん焦る時間に変わってしまいます。
夜は時計を少し見えにくい場所に置いておくのもひとつです。何時なのかを正確に知らなくても、朝になれば一日は始まります。
スマートフォンを見始めない
夜中に目が冴えていると、何気なくメールやSNSが気になり、ついスマートフォンを手に取りたくなることがあります。
少しだけ確認するつもりでも、仕事のメールを読めばその内容について考え始め、ニュースを開けば次の記事が気になり、SNSも次々と見てしまいがちです。
画面の光だけでなく、新しい情報が入ってくることで、せっかく静まりかけていた頭がまた動き始めてしまいます。
夜中は、できるだけ新しい情報を増やさないことも大切です。
何もしない時間は少し退屈に感じるかもしれませんが、そのくらいの静けさの方が、身体を休ませる時間にはちょうどよいのかもしれません。
頭から離れないことは紙に書いておく
明日の予定や仕事のことが頭に浮かび、同じことを何度も考えてしまう夜もあります。
そんな時は、気になることを簡単に紙に書いておくと、頭の中だけで覚えておこうとする必要がなくなります。
できればスマートフォンやタブレットへの入力は避け、紙とペンを使うのがおすすめです。
夜のうちに答えを出そうとせず、続きは翌日に回してしまいましょう。
身体に残った力を抜いてみる
一日を終えてベッドに入っても、身体には意外と力が残っています。
肩が上がっていたり、奥歯をかみしめていたり、眉間に力が入っていたりすることがあります。
その力をすべて一度に抜こうとしなくても構いません。
肩を少し上げてから落としてみる。握っていた手を開いてみる。あごや舌の力をゆるめてみる。
それだけでも、身体が緊張していたことに気づくことがあります。
呼吸についても、無理に大きく吸ったり、特別な呼吸法をしようとしたりする必要はありません。
静かに横になり、自然に呼吸をしながら身体の力を抜いていく。すぐに寝つけなくても、それはそれで身体を休ませている時間です。
就寝前のストレッチやヨガがよいとされているのも、身体に残った緊張をゆるめることが理由のひとつです。
翌日のことまで心配しない
夜中には、明日は何もできないかもしれないと思っていても、朝になって動き始めると、意外といつも通り過ごせることがあります。
自分ではずっと起きていたように感じていても、途中でうとうとしていたり、浅く休んでいたりすることもあります。
夜中の時点で翌日の疲れまで決めつけず、朝になってから自分の調子を見ればよいのです。
朝はいつものリズムへ
前の晩に十分休めなかったと感じると、翌朝はできるだけ長く横になっていたくなるものです。
ただ、昼近くまで寝たり、午後に長い昼寝をしたりすると、その日の夜まで生活のリズムがずれてしまうことがあります。
無理のない範囲で普段に近い時間に起き、朝の光を入れ、いつもの一日へ戻していくくらいでよいでしょう。
思うようにならない時こそ
夜に限らず、思うようにならないことはあります。
そんな時は、無理に何とかしようとせず、その時間をどう過ごすかを少し楽に考えてみるのもよいのかもしれません。
できることをしたあとは、あとは自然にまかせるしかないこともありますね。
